かけはぎ工芸織本

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受け継がれる技術

かけはぎ(かけつぎ)とは、布地にできた穴や擦り傷などをふさぐ技術です。

かけはぎ(かけつぎ)には、大きく分けて「織り込み式」と「刺し込み式」の2種類があります。


かけはぎ・かけつぎを専門とするプロフェッショナルの職人による本物の技術をお確かめください。


関東地方では「かけはぎ」、関西地方では「かけつぎ」と言いますが、どちらも同じことを表します。


京接ぎ
(掛け軸、寺院タペストリーなど)

京都で弊社社長が4年かけて、西陣織の名店や、老舗着物店からの依頼を受けて試行錯誤の末、開発した、新しい織り込み方式です。


今までは、時間・コスト的に問題があり、仕方なく受け付けられなかった、美術工芸品・歴史的文化品・一部洋品等にも、かなりの割合で対応出来るようになります。


【掛け軸】


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織り込み

縦糸と横糸を一本づつ入れていき、元の布と同じ綾を再現します。 四角く刺し込むと目立つ生地も、織り込みなら綺麗に直ります。礼服等も直せます。


※共布について
 織り込みには共布は必要ありません。裾の折り返し等の見えないところから何本か糸を抜くだけです。

 
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刺し込み

共布、裾の折り返し、ポケットの中などの布を使って傷口を覆い、四辺を元生地に違和感なくはめ込みます。



※共布について
 刺し込みには共布が必要です。 共布がない場合、お預かりした品物から布を取って使います。
 共布の有無で料金は変わりません。裾等から布を取った場合、無料で纏ります。

ズボンの裾から布を取った場合

ズボンの脇ポケットからも布が取れます。

上衣の裾から限界まで布を取る場合、裏地を伸ばすことがあります。

胸ポケットから取る場合、ポケットが使えなくなる場合があります。
その時は縫い閉じてしまいます。

尻ポケットの布は縦長に生地を使っているので、縦に長い生地が必要な時は布を取ることがあります。
胸ポケットと同様に使えなくなる場合があり、そのときは縫い閉じてしまいます。

ダブルの場合、裾からあまり布が取れません。ほかの場所からも取れない場合、裾をほどいてシングルにするしかない場合があります。

ストライプやチェック柄の場合は無地よりも綺麗に直りますが、 柄の合う布地が必要になってしまいます。
共布・折り返し・ポケットの中の布から、柄の合う部分を探して使います

 

上衣からは布を取るところが限られるので、できるだけズボンも一緒に預からせてください。



共布は傷口を完全に覆えるだけの大きさが必要です。布には縦横・上下・裏表がありますので、一見すると大きさが足りる共布があっても、裾等から布を取らなければならない場合があります。また、同じ色の似たような布であっても、まったく同じ布地でないかぎり刺し込みには使用できません。


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こんな場所も直すことができます

【ポケット口】
上衣もズボンも、ポケット口はすべて直すことができます。

【衿先】
折り目や角にできた傷も直ります。

【ボタンホール】
直すことができますが、表と裏の両方をかけはぎ(かけつぎ)しなくてはなりません。

【肩口】
肩口の傷も直せますが、縫い目にごく近い場合は別途修理料金がかかります。

目立つ生地

生地によっては、どうしても目立ってしまうものがあります。


■多少目立つ

【厚みが薄い生地】
色が薄い場合、多少目立ってしまいます。
更に傷が大きいと大変目立ってしまいます。

【色が薄い生地】
白・ベージュ・ピンク等は糸(生地)が重なったところが黒っぽく見えることがあります


■■目立つ

【傷が大きい場合】
厚みや色が薄い場合、裏地がない場所は透けて目立ってしまうため、あまりおすすめできません。

【黒礼服(カシミアドスキン)】
傷が大きい場合、かさぶたのような跡が丸く残ってしまいます。


■■■大変目立つ

【綿素材(バーバリー等)】
四角い跡が残ってしまい、大変目立ちます。おすすめできません。

【色焼けしている生地】
長年日に当たった生地は日焼けしてしまい、共布との色の違いが大きいと目立つことがあります。



なお、かけはぎ可能かどうかのお問い合わせも承っておりますので、お電話にてお気軽にご相談ください。

※お問い合わせ、お持込みはお近くの店舗へどうぞ。

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